佐々木圭一さんのベストセラー【伝え方が9割】。
大ヒット書籍なので多くの方が読まれたと思いますが、
改めて素晴らしい内容満載の名著だと思っています。
SNSやブログなどで、誰もが「言葉という武器」を
使って自由に発信できる時代だからこそ、
「伝え方」の重要性がどんどん増していると思うのです。
本書のメッセージから、超重要エッセンスをまとめてみました。
「伝え方が9割」は決して大げさな表現ではない。
「伝え方」1つで、同じ内容を伝えるにしても、
結果がまったく異なってくる。
その連続で人生が作られていくとしたら?
「伝え方」を見直すことは人生を左右するほど
大事なことだ、と早く自覚すべし。
伝え方の基本ルール3つ
- 自分のアタマの中をそのまま言葉にしない!
- 相手のアタマの中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いをつくる
得たい結果から考えて、
相手のメリットと一致するように、
「料理」してから伝える、ということですね。
1つの「おもてなし」ですね。
本書には具体的なテクニックが多数紹介されていますが、
その一例を紹介します。
YESを引き出す切り口
- 嫌いなこと回避→相手の嫌いなことを活用する!
- 選択の自由→選択肢を用意し、相手に判断しやすくさせてあげる
1の例:
X芝生に入らないでください
O芝生に入ると、農薬の匂いがつきます
2の例:
Xどうしましょうか?
O AかBと考えています。どちらにしましょうか?
これ、どちらも「相手」のアタマの中を想像した結果の、
相手を主語にして考えた伝え方ですよね。
「相手」に動いてもらうために伝える以上、
「相手」を主語に考えることが、
最も効果的なのです。
こうした「伝え方」を日頃から本当に意識できている人って、
実はそういないですよね。
そして、そういう人は「信頼」や「人望」も
集めやすいことが想像できますよね!
実践的テクニック
- ギャップ法
→「否定の後に、工程。」
や「逆説的な2つを並べて、ギャップを意図的に作る」
例:これは私の勝利ではない。国民の勝利だ。(オバマ演説)
- クライマックス法
→「ここが結論ですが、」
「ここだけ覚えて帰ってほしいのですが、」
今から重要ポイントを伝えます、と前置きすることで
集中させる。
<To Do>
- 自分はこれまで、自分のアタマの中をそのまま言葉にしてきて、
ずいぶんと損してきたかも知れない。
- 「相手」に期待通り動いてもらうためには、
やはり「相手」に響く伝え方が大事。
- そのためには、「利害関係」とかも考える必要があるな。
瀧本哲史さんの言っていた「交渉術」にもつながる。
重要な情報を「引き出す」つまり「聞く力」も
重要だと思う。
- そのあたり、意識していくことで、
人生を左右する「伝え方」を体得していきたい。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ参考にしてみてください。
Habe a good one!