まなび、かく、ブログ。

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人は話し方が9割

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流暢に澱みなく雄弁に、、、それが必ずしも優れた話し方ではない。

相手を立て、話をよく聞き、時に澱んでも相手を気持ちよくさせるというマインドこそが大事なのだと気付かせてくれる一冊。

 

特に印象的なのが以下3点だ。

1.自分の話は2割に留め、8割は聞き役に徹する

2.耳の痛い指摘に対しては、言い難いことを伝えてくれた事に対し感謝の心を

3.4D言葉(でも、だって、どうせ、だめ)は極力使わない

 

相手に重要感を持たせ、相手の自発的な言動を促す事の重要性を説いている点で、ディール・カーネギーの「人を動かす」に本質的に通づるものがあると思った。

 

ぜひ今日から実践したい。

 

反応は選ぶことができるよ

門下生

「新しい上司とどうも反りが合わないのです。」

 

師範

「ふむ。サラリーマンの世界ではよくある悩みだのう」

 

門下生

「ダメ出しばかりされるし、マウントを取られるしで・・

正直かなり消耗しています」

 

師範

「ダメ出しか・・ それに対して理不尽である、と捉えているのかね?」

 

門下生

「そうですね・・ 言い方がキツイので、こたえてしまうことがあるのですが、

理不尽とも言えないかと・・ 確かに私の弱点や、抜けている部分、成長課題など・・鋭く指摘されている、と言えなくもないかと・・」

 

師範

「よく言えたな。君のその姿勢は良いと思う。

感情的な対立をすることは、一利も得ないだろう。

 

客観的に分析して、自分の成長につながる助言を得ている、と感じられるのなら、

それは君の長所だと思うよ」

 

門下生

「そういう捉え方もあるのですね・・」

 

師範

「君自身が、捉え方つまり反応を選ぶことができるのだよ」

 

門下生

「・・・僕自身が・・・選べる・・?」

 

師範

「そう。反応は選べる。

前を向き、成長の糧と捉え、いまここ自分にできることを考え抜いて、行動していく限り、君は成長し続けることができるだろう」

 

「そして・・・

成長し続ける先には、きっと、その新しい上司も、成長した君を頼もしく思うだろう。

今の君の悩みが懐かしく感じられる日が、必ずくる」

 

「大丈夫 君はきっと うまくいく」

 

門下生

「師範~~~! 今日はとっても優しいのですね~~~😢」

 

師範

「私も同じく悩んできたのだから。苦しい時ほど成長している時だし、一皮むけるチャンスなんだ。」

 

門下生

「うわ~~~~~~😢 号泣」

 

 

読者の皆様が、今日一日を、喜んで、精一杯生きられますように。

 

 

どちらに転んだとしても それはやはり僕だろう

読者の皆様、最近「良い言葉」に出会っていますか?

 

辛いとき、悩んだとき、落ち込んだとき。

あなたの背中をそっと押してくれる、再び立ち上がる勇気を与えてくれる、

寄り添って支えてくれる、そんな「黄金の言葉」を、

きっと誰しも心に持っているのではないでしょうか?

 

普段は表に出すことはないけれども、実際には心の中に、大切にしまってあって、必要な時にそっと取り出しては、かみしめる。

 

あなたの人生を支えている「黄金の言葉」は何でしょうか?

 

このブログでは、

筆者が出会った、素敵な名言をご紹介させて頂きます。

あなたが、今日一日を、喜んで、精一杯生きられますように。

 

本日の「黄金の言葉」

 

出口のない自問自答

何度繰り返しても

やっぱり僕は僕でしかないのなら

どちらに転んだとしても それはやはり僕だろう

このスニーカーの紐を結んだならさあ、行こう

 

出展:ミスターチルドレン 桜井和寿 作詞 「優しい歌」より

 

あなたが、今日一日を、喜んで、精一杯生きられますように。

回転ずしの中であの店が最強のシステム?

今週のお題「寿司」

 

日本の寿司文化を語る中で外すことができないのが、回転ずしだと思いませんか?

私は仕事柄海外からの出張者をもてなす機会が多いのですが、その際に回転ずしへ連れていくと、高い満足度を得られることが多いと実感しています。

回転ずし業界にも多くのチェーン店がありますが、チェーン店ごとに、実際に運用しているシステムは違うもの。

顧客の待たせ方、呼び出し方、オーダーの方法、運搬の仕方、お会計の方法など、あらゆるポイントで大小異なります。

そのようなシステムを楽しむことそれ自体が、エンターテインメント性のある回転ずしという外食の魅力なのだと考えます。

それでは、比較的多くの回転ずしを食べ歩いてきた私が選ぶ、最強のシステムを持つチェーン店、それは一体どこでしょう?

・・・・

もったいぶらずにいきましょう、ズバリ「はま寿司」です。

そう、北海道から九州まで全国530店舗ほどを展開するあの巨大回転ずしチェーン「はま寿司」。

具体的な細かなシステムは実際に店舗へ行って体験されるのがベストでしょう。

簡単に良い点を挙げると、

・席へ通される際に自動発見される紙に印字されたQRコードが、最終的に会計と紐づけられる

これが本当に画期的。

席での注文はすべてタブレットを通してなされるので、注文履歴はデータとして蓄積され、QRコードに上書きされるというわけ。会計時にはQRコードをスキャンするだけで正確な費用が分かるという仕組みです。

他チェーンでは、店員さんが席へ来て、色ごとの皿数を数えたりしますよね。

数えるコストがかかりますし、店員さんも人間なので間違いも0ではないでしょう。何よりその時間客は待たされています。

会計の効率性を高めていることも一因だと思うのですが、店員さんはキッチンで注文をさばくことに集中できるのでしょう。他チェーンと比較しても「はま寿司」は注文した品物が席へ届くのも早く感じます。

「もう来たよ!早い!」そんな声が私の席だけでなく、他の席からも聞こえてきます。

 

回転ずし、システムに注目して楽しんでみるのも良いですよ?

 

春風とそうめんと『聞く力』

今週のお題「そうめん」

 

門下生

「こうもジメジメした日が続くと、食欲が出ないなあ!

昼は軽くそうめんでも食べようかなあ・・・」

 

師範

「そうだな。日本のそうめんという文化、世界に誇るべきものだ

高温多湿の島国だからこそ、育まれたものなのかもしれぬ」

 

門下生

「師範もそうめんがお好きで?」

 

師範

「うむ・・・

そうめんと言えば忘れられぬ男がいてな」

 

門下生

「え?どんな男なんです」

 

師範

「昔の話なんだがな・・・(遠い目)

大変世話になった中古自動車販売の営業マンでな。

その店、成約お礼やら来店お礼やらキャンペーンやらで、やたらと

そうめんをくれたんだ。

 

そこの担当営業マンが印象的な男でな。

そうめんと聞くと思いだすんだよ」

 

門下生

「・・・・いったい、どう印象的だったのです?」

 

師範

「・・・春風のような男だった。

さわやかで穏やか。

 

いつも笑みを湛え、

客のささいな声もじっくりと聴いてくれた。

本人は話上手というわけではないが、

『聞く力』に長けていた。

 

 不思議とこの男に話したい、

不思議とこの男から車を買いたい、

そう思わせてくれる何かを持っていた。

 

私自身、彼から15年にわたり4台の車を購入したのだよ。

 

グイグイと営業された結果では全くないよ。

私自身が不思議と、

彼から車を買うことを選んでしまうのだよ。」

 

門下生

「すごい・・・ 

人間の魅力に人は動かされるのですね」

 

師範

「その通り。人は理屈だけではなく感情でも動く

 

・・・そして『聞く力』は人の感情を動かすのに

最重要な力なのだと思う」

 

「この国には、いやこの世界には

人の話を聞けない人があまりに多すぎる。

 

聞く時間、、それは次に自分が何を話すかばかりに思考を巡らせて

我慢して待つ時間ではないのだよ。

 

目の前の人が

何を思い、何を伝え、何を欲しているのか、

想像力を働かせて 可能な限り感じ取る行為そのものだ」

 

門下生

「その営業マンは、本当の意味で『聞く』ことができていたのですね!」

 

師範

「ああ、そうだ。

私の昔話を、今日は『聞いて』くれたありがとうな」

 

門下生

「ええ。師範!お昼にでかけましょう。

駅前においしいそうめん屋ができたんですよ!」

 

師範

「ぐう・・・(おなかが鳴る)」

 

門下生・師範

「ははははははははは!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気分に合わせたプレイリストを作成しておこう!

今週のお題「わたしのプレイリスト」

 

門下生

「さて、昼食も食べ終えたし、昼休みもあと30分ある。イヤホンで音楽でも聴いてリフレッシュするか」

 

師範

「昼休みにリフレッシュすることは大事だ。スマホを眺める人が多いが、あれは脳を休めることにならない逆効果だ。

特にデスクワーカーは視覚を休息させることが重要だ」

 

門下生

「はい、さて何を聞こうかな・・・ コレも良いしアレも良い・・・ううん、迷うなあ」

 

師範

「リフレッシュするために聞く音楽選びに迷う時間は・・・まさに非生産的だ。

結局選ぶ行為自体がスマホを眺める時間になり、脳が休息しない。

結果、選択疲れを引き起こす」

 

門下生

「・・・では師範、

どうすれば選択疲れを回避できるのでしょうか?」

 

師範

「明確だ。あらかじめ自分の気分ごとに数パターンに分けてプレイリストを作成しておくことだ。

元気が出る曲、リラックス、ドライブ・・・というように。

最近のサブスクなら瞬時に自分のプレイリストを作成できる。お気に入りの曲で満たしておけば、ハズレはない。

気分に応じてチョイスしたプレイリストをランダム再生することに決めておけば、1つ選択疲れを解消できる。

君は昼休みによるリフレッシュ効果を最大化することに近づくのだよ」

 

門下生

「なるほど・・・選ぶ手間、悩む手間、そういう類を最小化する知恵ですね」

 

師範

「小さなことだが、無駄を排除し、効率的に時間を使う工夫。そんな積み重ねが人生を作るんだ。少し大げさだがね。

君も大野泰一著『トヨタ生産方式』を読んだことはあるだろう。

無駄を徹底的に排除し、世界一効率的な自動車生産を実現したトヨタ生産方式。

それは一朝一夕に得られるものではない。

小さなカイゼンの積み重ねの結果なのだよ。」

 

「時間は最も大切な資源だ。自分の時間の使い方にこそ、小さなカイゼンを積み重ねよ。

昼休みの過ごし方ひとつとっても、カイゼンの種は転がっているのだよ」

 

門下生

「プレイリストの作成・・・・そこからトヨタ生産方式にまで話をつなげるなんて・・・

少し飛躍している気もしますが・・・

でも、ありがとうございます!

意識的に時間を使うこと、の大切さが分かった気がします!」

 

師範

「うむ、その調子だ。

人生とは、今日一日のことである。

時間を大切にな」

 

門下生

「ぐう・・・ぐう・・・

(瞑想音楽を聴き、眠りに入った)」

 

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転職の思考法 北野唯我著

GWの読了2冊目、北野唯我著「転職の思考法」。

 

2人に1人が転職するこの時代、「勢いで」誤った道を選択して後で後悔したくはないですよね。転職するにしても、考えた末に転職しない道を選択するにしても、まず基礎知識として持っておくべきは正しい「転職の思考法」と説く本書。

自分の人生を大切に考え、幸福感をもって仕事をしたいビジネスマンの背中を「確かにそっと」押してくれる内容になっていると思う。

 

特に印象に残った点は以下3点

・成長市場に身をおくべき。なぜならそこに身を置くことで自分の市場価値もエスカレーターに乗っているように上がっていくから。

(逆に言えば衰退産業には身を置くべきではない)

・転職先での「自分の活躍の可能性」について具体的にイメージできるかが重要。

中途を重視するカルチャーか、自分の武器(ラベリングされた自分の強み)が会社の武器と合致しているか。

・転職の成否は事後的にしかわからない。転職を阻害するもののほとんどは見えか恐怖。唯一後悔するとしたら「腹をくくるべきときに腹をくくれなかったこと」

 

転職は「悪、タブー、裏切り者」そんな古い考えの時代はとっくに終わっている。

自分も社会も幸福になる道が確かにある。その手段の1つとして転職というカードは重要だ。

 

GWという「物事をじっくり考える時間」のあるときに、

本書を熟読し「転職の思考法」の知識を得たことは大きな意義あり。

ぜひ皆さんにもお勧めしたい1冊。