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転職の思考法 北野唯我著

GWの読了2冊目、北野唯我著「転職の思考法」。

 

2人に1人が転職するこの時代、「勢いで」誤った道を選択して後で後悔したくはないですよね。転職するにしても、考えた末に転職しない道を選択するにしても、まず基礎知識として持っておくべきは正しい「転職の思考法」と説く本書。

自分の人生を大切に考え、幸福感をもって仕事をしたいビジネスマンの背中を「確かにそっと」押してくれる内容になっていると思う。

 

特に印象に残った点は以下3点

・成長市場に身をおくべき。なぜならそこに身を置くことで自分の市場価値もエスカレーターに乗っているように上がっていくから。

(逆に言えば衰退産業には身を置くべきではない)

・転職先での「自分の活躍の可能性」について具体的にイメージできるかが重要。

中途を重視するカルチャーか、自分の武器(ラベリングされた自分の強み)が会社の武器と合致しているか。

・転職の成否は事後的にしかわからない。転職を阻害するもののほとんどは見えか恐怖。唯一後悔するとしたら「腹をくくるべきときに腹をくくれなかったこと」

 

転職は「悪、タブー、裏切り者」そんな古い考えの時代はとっくに終わっている。

自分も社会も幸福になる道が確かにある。その手段の1つとして転職というカードは重要だ。

 

GWという「物事をじっくり考える時間」のあるときに、

本書を熟読し「転職の思考法」の知識を得たことは大きな意義あり。

ぜひ皆さんにもお勧めしたい1冊。