【神・時間術】樺沢紫苑さん著 人生の充実に直結する良質な自己啓発本!
現代人が幸福に生きるために、理解しておくべき内容が満載。
すべての現代人、特に朝から晩まで多忙感をもって会社勤めしているサラリーマンは必読の内容だと思う。
この書籍の内容を理解しているか否かで、「働き方」から「生き方」に至るまで大きな差が生じるのではないか。
自分にとっての幸福な人生とは何だろう。
多忙感の中にあってもふと立ち止まって考えてみてほしい。
何か誰もがうらやむようなスペシャルな出来事やスペシャルなものを手に入れること?
きっと違いますよね。
自分にとっての幸福は日常のささいなことにあったりする。
大切な友人と語らったり
子供たちと遊んで、その成長を感じ取ったり
良い本や映画に没頭したり
ジャズを聴きながらウイスキーを呑んだり
森の中を黙々と散歩したり
人それぞれに自分自身のとっておき時間が存在すると思う。
要は、そんな「自分のとっておき時間を、なるべく多く作る」ことが
幸福感に直結すると思う。筆者もそのように説く。
ただ漫然と時間を消費し、
多忙感にさいなまれているよりも
意識的に時間を使い、創出し、幸福感をたっぷりと味わう。
それこそが人生の充実度にも直結してくる。
これはただの「時間術」のテクニック本では全くない。
「人生の充実度」を向上させるための考え方がびっしりと詰まった
良質な自己啓発本である。
どうか、一人でも多くの人が、この本に出会い、
幸福で充実した人生を歩んでほしいと願う。
以下、<本書で学んだことのサマリー>
- 起床から2,3時間が脳のゴールデンタイム。この時間に集中力を要するタスクをこなすことで、時間効率を倍増できる
- 日中にもリフレッシュを適度に挟むことで集中力を持続・回復可能
- ケツかっちん効果などを利用し、自分を追い込んで集中力を上げる方法も有効
- 日中は張り詰め、夜は思い切り緩める、これが脳のあるべき自然な姿
- 雑念は書き出し、可視化することでいったん脳から出せる
- 宵越しの考え事はしない。その日のモヤモヤはその日のうちに解決
- 7H睡眠は命がけで守る
- 自分が幸福を感じる行動を知り、その行動をする時間を増やすことこそが幸福