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『それって大丈夫・・??』アメリカの眼科での実体験

アメリカ在住の筆者が、現地の(テネシー州の田舎町)眼科で体験した、ちょっとおもしろい、『それって大丈夫?』な出来事。

今日もいつものように会話形式で、お送りします。

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門下生

『先日ローカルの眼科で、初めてコンタクトを作りました。

日本では作ってきていて、いよいよ在庫が切れたので』

 

師範

『ほう、在住者ならではの経験だな。で、どうだった?』

 

門下生

『診断自体は、とっても丁寧です。大き目の部屋で、眼科医とマンツーマンで診断してもらいます。小さな田舎町ですが、設備もしっかり整っているようですし、

眼科医の先生もハキハキとしていて、説明も分かりやすく、申し分ないと思いました』

 

師範

『ほう、アメリカの医療レベルは高いというからな』

 

門下生

『日本で購入していたコンタクトレンズの箱も念のため、先生に見せました。

先生としても、初めて見るタイプの製品だったらしく、興味深げに見ていましたよ。

アシスタントの方を呼んで、その人にも見せたりして』

 

師範

『ところ変われば品変わる、というやつか』

 

門下生

『そこで、1年分のコンタクトレンズを注文しました。

取り寄せになるとのことで、後日受け取りに来てくれ、とのことでその日は帰宅しました』

 

師範

『日本でもそこは同じだな』

 

門下生

『5日後ぐらいに連絡が来て、受け取りに行くと、

計4箱しかありません。しかし受付のおばちゃんは、これが全てだと言う。

 

1箱3か月分と箱に明記されているんで、明らかに片目6か月分しかないのです。

それに、全箱、まったく同じ度数が書かれているのです。

つまり、右目も左目も全く同じ度数だから、どれを使っても同じだ、と。

 

うそでしょ??

 

そう思いました。

これは、間違って片目分しか準備できていない、と考えるのが自然ですよね。

6か月分だけ、まったく同じ度数のもの、ですから。

 

日本でも眼科に長年通ってきたわけですが、

常に左右の見え方は違っていて、

度数は異なっていました。

 

ここにきて、いきなり両目同じ度数。

しかも1年分と注文して支払ったのに、6か月分しかない』

 

師範

『はははは、不思議だ!』

 

門下生

『それで一度帰宅していたのに、引き返してもう一度確かめに行ったんです。

これ、間違えていますよね。カルテを確認してください、と。

 

するとカルテを確認して、それでも間違えていない、と言い張るのです。

本当か?とすごく怪しかったのですが、

ドクターの判断だしカルテもそうなっているから、とすごく迷惑そうな感じで言われました。

 

つまり、箱の表記を信じると半年分しかないにも関わらず、

だいたい人は2週間のコンタクトを4から5週間使うから、半分の量でよいはず。

そして、左右の視力は全く同じ診断だから心配するな、と。

え・・・確かにそうかも知れないけど、医療機関側がそれ言って良いの・・・・?????

 

倍欲しいなら、倍支払えば、注文するぞ。と。

それは "Up to you!"だと。

うそでしょ?”Up to meなの?”

びっくりしましたよ。

こういうケースで使われる”Up to you”、正直言ってすっごくイライラするんですよね!笑

自分たちには責任は一切なく、全てあなたの判断ですよ、とする姿勢。

よくアメリカの接客で見られるスタンス。たまに体験しますけど、これ腹立ちます!』

 

師範

『はははは!

しっかりしているのかしていないのか、

結局よく分からないな。』

 

門下生

『ええ、もうあきらめて言われた通り使用することにします。

ローカル眼科はけっこう怪しい、ということが学べました・・・!』

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アメリカにももちろん様々な眼科があることと思いますが、

このようなケースがあることも、参考に頭に入れておいていただけると、何かの役に立つかも?