まなび、かく、ブログ。

まなぶことは、生きること。

魚介の寄せ鍋が好き!!

今週のお題「鍋」

 

鍋全般大好きな私ですが、

しいてナンバー1を挙げるならば、「魚介の寄せ鍋」ですね!

魚介と言っても範囲が広すぎるのですが、

鮭、タラ、エビ、などが特に好きです。

スープは味噌ベースが良いですねえ。

キノコ類もたっぷり入れたい派です。

魚介には下ごしらえをして臭みを抜く。

鮭なら、塩を振ってしばらく置き、水分を出す。

そのあとでざるに移し熱湯にサッと通すと、臭みがかなり減り、

味が引き出てきます。

味噌ベースのスープなら、シメはタマゴ雑炊が良いですねえ。

魚介のうまみのしみ込み深みのある、

まろやかな雑炊が出来上がりますよ!!

 

何はともあれ、

 

鍋は本当に良いですよね!

日本が世界に誇る素晴らしき食文化。

今年もたくさんの鍋料理を楽しんでいきたいと思います!!!(^^♪

一粒万倍日の今日に誓いを

かーなり久しぶりの更新になります!

この空白の2か月の間に、いろいろなことがありました。

その近況ご報告と、

タイトルにあるように今日は一粒万倍日という「何かを始めるのに最適な日」ということで、ブログ更新再開。そして新たに始めたいことの誓いを書き記したいと思います。

 

マナビ・カク・ブログ。

 

この記事も誰かの何かにとって、マナビの種となってくれれば幸いです!

 

まず、近況報告から。

実は4年間赴任したアメリカから「本帰国」しました。任期満了です。

アメリカで一緒に仕事をしたたくさんのメンバーや、いつも良くしてくれたネイバー(ご近所さん)との別れは、とても辛いものでした。

 

アメリカで学んだことなども、このブログのおいおいアップしていきたいと思っていますが、

端的にいうなれば、

「コミュニケーション」そして「リスペクト」この2点を特に学んだと思っています。

 

良い時も悪い時も、声を掛け合って、自分自身を開示して、コミュニケーションを図っていく姿勢。あいさつの「How are you??」に象徴されるように、すれ違うごとに声がけしていく姿勢が、とても好きでした。

 

そして多様な価値観や考え方があることを前提として、それを互いに「リスペクト」しあうことが当たり前、という姿勢も大いに学ぶべきものです。

移民から発生した、多様性を前提とした国家だからこそ、なのでしょうか。

一概には言えないものの、日本人に不足している部分なのではないかと。

 

そんな文化や人間関係の中に身を置いて過ごすことができた4年間は、

私と妻と、2人の子どもたちにとって、かけがえのない宝物となり、4人の絆がしっかりと強固なものになったと感じています。

 

さて、

そんなこんなで、テネシーの明るい面々との寂しい別れから一転、

羽田空港に舞い立ち、コロナの唾液検査。

幸い、家族4人陰性で胸をなでおろす。

 

その後は羽田のホテルに5泊、会社の保養所に10泊の隔離生活を経験。

さらに1週間の公休を経て、日本の元職場に復帰した訳です。

 

今日は職場復帰から約1か月。

駆け抜けた1か月の節目として、少し振り返りながら、

また今後へ向けた小さな誓いを書き記したいな、と。

 

元職場と書いた通り、

4年前のアメリカ赴任前に所属していた部署への帰任です。

「お久しぶりです!」の面々がズラリ。

と同時に、上司陣が総入れ替えされていて、

さらに新人も数名入っていて、とメンバーも変わっているし、

雰囲気なども大きく変わっている。

仕事の進め方なども変わっている部分が多々あり、

まずはその変化にキャッチアップしていく必要あり。

もちろんキャッチアップだけでなく、外(アメリカ)を経験してきた視点から、

職場の変革を求められています。

 

「職場をドラスティックに変えてほしい」

 

それが初日に上司からかけられた言葉。

 

「ううん、ドラスティックに職場を変える・・・それってすごいこと。そんなこと自分にできるのだろうか」正直、不安でいっぱいです。

 

それでも、

アメリカでも色んな経験を経て成長してきた。だから自分は色んな事ができる!行動し続けて何かを変えていくんだ!!

行動、行動、行動じゃ!!!!

 

そんな思いで、1か月を駆け抜けてきました。

 

そして大いに疲れました。どっと疲れが噴出!

新環境でストレスもフル状態です!!

 

振り返れば、明らかに無理をしていた1か月。

「ドラスティックに職場を変えろ」という期待に何かしら応えようと、

背伸びをしていた。

初めて「リーダー」という立場に任命され、

「リーダーだからしっかりしないと!」という義務感のような、何かを一人で背負い込むような姿勢で。。。

弱さをあまり見せずに、どこか虚勢を張って、人を寄せ付けない雰囲気すら出してしまっていたかも・・・。

 

でも、

そんな無理な姿勢は続かないな、とふとこの週末に思ったのです。

もっと肩の力を抜こう。

もっとダメな弱みのある自分を見せて見せて、チームメンバーに頼って頼って、自分にできることは全力で真摯に取り組みながら、

1つ1つ、1歩1歩でいいから、前進していければよいや、と。

 

自分はそもそもそんなに器用な人間ではない。

人の力を借りながら、相談しながら、チームワークで仕事を進めていくのが、スタイルじゃないか。

今までもずっとそうやってきたことを、忘れていたの??

 

自分一人で何かを背負い込むような姿勢は、不要。

一人でできることなんてたかが知れている。

日本での業務についてはブランクもあり、分からないことも多い。でもそれは普通のこと。

 

だから人を頼って、人と力を合わせて、人の支援を一生懸命にやりながら、

チームのコミュニケーションを良くして、

チームの総力で強くなっていければ、良いや!

そんな風に思うのです。

 

リーダーとして新米の自分が、

これからもっと自分をさらけ出して、かっこ悪くなって、下手なプライドなど捨てて、裸一貫で真摯にコミュニケーションを取って、

そしてチームの力を上げていくための役に立ちたい。

 

そんな新しい決意をもって、

また明日からの日々に向かっていきたい。

 

そんな決意の、一粒万倍日です。

 

誰もが最初はヨチヨチ歩きの新米リーダーだったはず。

そこから壁にぶち当たったり、悩んだりしながら自分のスタイルを見つけていくのだろう、と。

 

自分には幸い、

自分のスタンスとなる素敵な教えが支えとなってくれます。

 

そう、アメリカで学んだ

「コミュニケーション」と「リスペクト」。

 

この2つをしっかりと持って、未来へ向かっていきたいと、思っています!

 

 

 

 

【衝撃の事実】アメリカでコロナウイルス以上に警戒すべきこととは?

8/31のYahoo Newsのトップで衝撃のニュースが飛び込んできた。

 

「アメリカジョージア州で、

行方不明だった子供ら39名が保護または居場所が判明した」

 

いったいどういうこと??

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ジョージア州はアメリカ南東部に位置し、最大都市はアトランタ。

私の住むテネシー州と隣接する身近な州だ。

 

記事を詳しく読むと、

「アメリカでは年間76万人もの子どもたちが行方不明になる。40秒に1人のペース。

行方不明になった子どもたちの多くは、性的虐待、労働暴力を強いられる。また人身売買などに利用される。

今回アメリカの特殊部隊の捜査で39名を無事保護することになった」

 

このような内容だった。(内容はそのままに文章は筆者が要約)

 

年間76万人・・・・

この衝撃の数字を知って愕然とした。

 

パンデミック渦中のコロナウイルスによる

アメリカでの感染リスクを上回っているのではないか?

 

 

8/31/2020時点、

アメリカでのコロナウイルス陽性患者累計は600万人。

うち幼児(0-4歳)の感染者累計は7.5万人。(全体の1.7%)

青少年(5-17歳)の感染者累計は28万人。(全体の6.4%)

これを合計して0-17歳の感染者累計は35.5万人。(※この段落はCDCデータによる)

 

累計値はおよそ今年の3-8月の6か月の累計なので、

仮に先6か月も同ペース・同年齢別割合で感染者が増加すると仮定して、

年間累計71万人。(※この段落は筆者の推定)

 

そう、アメリカにおいて

  • 行方不明になる子どもたち:年間76万人
  • コロナウイルスに感染する子どもたちの累計:年間71万人

 

コロナウイルス以上に、

人さらい・誘拐などの犯罪に遭うリスクのほうが高い!

という衝撃の事実が明らかになる。

 

コロナによる若年層の致死率は比較的低く、

限りなく0に近い。

 

一方で誘拐被害に遭うと、前述のように

「地獄のような・非人道的な扱い」が

残念ながら待っている。

 

この衝撃の事実は、

もっと多く世界的に知られるべきだと思う。

 

アメリカでは

このような事実は周知されており、

子どもを持つ親や学校などの教育機関では、

それらのリスクに対応した策を講じながら生活している。

 

後編では、

それら具体的な「生活の策」についての実態と、

筆者が4年間生活して実感していること

などについて書いていきたい。

 

Have a good one!

 

 

 

 

アメリカで実感する真のジム文化

アメリカはテネシー州東部アセンズ市という人口約1.5万人の小さな田舎町に住んで丸4年。

この町でスポーツジムに通い2年強が経ちました。

 

私が実際に暮らし、通い、実感した「アメリカのジム文化」について思うところを書いていきます。

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  1. どんな小さな町にも本格的なジムが点在し、しかも超破格
  2. 通うメンバーのレベルも本格的!(驚愕)
  3. 互いにマナーを守り合い、安心安全クリーンな場所
  4. 「ジムはホビーではなく、ライフスタイル」は本当

 

1.どんな小さな町にも本格的なジムが点在し、しかも超破格

私の住む人口1.5万人の小さな町(日本だと小さな町や村の人口数)にも、

最新鋭の設備を導入した本格的なジムが4つあります。

 

私の通う「WORK OUT ANYTIME」には

フリーウェイトゾーン、器具ウェイトゾーン、ダンベルゾーン、有酸素ゾーン、スタジオレッスンゾーンに加え、酸素カプセルルーム、タンニング(日焼け)ルーム、体組成測定ルーム、ロッカールームと設備も大充実。

 

まさに「本格的なジム」です。

 

これで月会費(24時間365日使い放題)なんと$19。衝撃の破格!

日本でこの設備を備えたジムだと、月会費1~1.5万円はするのでは。

 

2.通うメンバーのレベルも本格的!(驚愕)

私はほぼ毎日早朝6時台に通っていますが、その時間の客層も様々。 

客層としては地元の警察官、医者、ビジネスパーソン、主婦、学生、高齢者・・

男女比は5:5ぐらい。

 

皆さんイヤホンを耳に差し込み、もくもくと主に筋トレに励んでいます。

(有酸素より、筋トレがメイン!)

男性は上半身、女性は下半身を中心にトレーニングしていることが見てすぐに分かります。

 

そのレベルの高いことに驚かされます。

 

オジサマ方がデカい!!

日本ではなかなかお目にかかれないクラスのゴリマッチョたちがゴロゴロしてます。

特に警察官の方々はすごい。現役のレスラーかアメフト選手のようなバズーカ腕で、

胸、背中、肩、腕のウェイトに励んでいます。

 

この間、器具のスクワットマシン(フリースクワットではない)で

45ポンドX16=720ポンド=326キロ扱っている人がいて、

さすがに人が少し集まっていました。私も写真撮らせてもらいました(笑)

 

しつこいようですが、ここは人口1.5万人の、

アメリカのどこにでもあるような小さな田舎町。驚かされます。

 

3.互いにマナーを守り合い、安心安全クリーンな場所

24時間365日のジム(アメリカのジムのベーシックプランだと思う)。

スタッフアワーは平日の7時から17時。

それ以外の時間はスタッフなし。つまり「会員さんのみがジム内にいる」時間になります。

通って2年強、今のところどんな時間帯に行っても、身の危険を感じたことはありません。

出入口は簡単なオートロック式(会員カードで回施錠)ドアのみで、

特に厳重なガードもない。

 

危険どころか、

互いにマナーを、守り合いっており、安全な環境が保たれています。

  • 使った器具、ウェイトは元の位置に戻す。
  • マシン使用後は除菌液で清掃する。
  • 会釈程度のあいさつはするが、互い邪魔しない配慮

このような行動を一人ひとりが例外なくできています。

 

いざとなれば、ゴリマッチョたちが守ってくれるのでは?という

幻想もありますが、

ジム内はいたって平和な空気が流れています。

 

4.「ジムはホビーではなく、ライフスタイル」は本当

これが最も書きたかったこと。

コロナ禍でさすがにジムもしばし閉鎖されました。

確か4中から6末まで操業中止していたと思います。

 

しかしその間もほぼ毎日、

ジムのオーナーがFacebookに動画を投稿し、

当ジムの安全対策

自宅でできるトレーニング

などを配信していました。

 

その中で彼が繰り返し発していたこの言葉。

大変印象に残っています。

「ジムはホビーではなく、ライフスタイル。エッセンシャルな活動なのだ。」

というもの。

 

この言葉に、アメリカにおけるジム文化のエッセンスがギュッと凝縮されている気がしました。

 

 

ガシャン!!

今日も名もなき片田舎町のジムで、

バーベルの元気な音が鳴り響きます。

それはまさに、アメリカに根付いた文化の音そのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その本読んで、どないやった?

今週のお題「読書感想文」

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「そもそも」的な話ですが、

「読書感想文」ていう五字熟語考えたの、誰なんでしょ。

 

この威圧感満載の五字熟語が、

小学生ぐらいの子どもたちに与える「大ボス感」たるや。

 

さて夏休みも終盤にさしかかり、

そろそろ「大ボス」と対峙するときがきた。

みたいな。

 

そこで提案ですが、

「読書感想文」の名前を撤廃して、

全国一律「その本読んで、どないやった?」

に変えません?

 

肩の力抜いて気楽に、

おとうちゃんおかあちゃんに

その日あったでき事を寝床で話すように。

 

自分が素直な心で、どう感じたのか。

それが常識的には正解とか不正解とか、

ほんとうにどうでもよくて。

 

2人の子育てをしている中で実感するのは、

子どもたちの感性は驚くほどみずみずしい。

 

大人が気にも留めないことに、

驚いたり、不思議に思ったり、感動したり。

 

きっと読書の感想においても、同じ。

そんな子どもの「生き生きとした感情」を

少しでも言語化することをサポートしてやることが、

大人の役割なのかな。

 

そう考えたとき、

「読書感想文」のお堅い感じは、

一つの障壁なのかな。そんな風に思いました。

 

「巧い!」感想文より、

「生き生きとした表現に驚かされる!」

そんな感想文に出会いたい。

 

このブログ読んで、どないやった?

 

Have a good one!

 

 

アメリカ人スタッフとのコミュニケーションがうまくいく!【5つのコツ】

大前提:相手へのリスペクトを忘れずに!

  1. 進んで頻繁に雑談する
  2. 大きな声で、ポジティブに話す
  3. 自分のスタンスを明確にする
  4. 裏表なく、分け隔てなく
  5. 英語力は最重要ではない。でも改良し続ける姿勢を見せることが大事!

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会社の出向制度でアメリカのテネシー州で勤務し、

この8末でちょうど丸4年になります。

 

つくづく実感することは、

 

「ローカルスタッフとのコミュニケーションは、赴任生活の成否を分ける」

最重要課題の1つだということ。

   

アメリカ人の輪の中に、

ポンッと入る外国人としての出向者だからこそ、

否が応でもその言動に注目が集まります。

そのため、自分の言動に極めて自覚的であることが求められる世界なのです。

 

4年間の失敗や成功の経験から学び、身につけてきたことを、 

「赴任初日の自分」に向けたメッセージのつもりで書いていきます!

さあ行きましょう。 

 

大前提:相手へのリスペクトを忘れずに!

 

アメリカ生活で間違いなく重要なキーワードとなるのが、

「リスペクト」です。

簡単に言うと「尊重、尊敬、相手の価値を重んじる」ということです。

 

アメリカでは、幼児教育の段階から、

「リスペクト精神」を深く根付かせています。

私も2人の子どもが現地校に通っているので、

先生や保護者による「子どもたちへの接し方」からそれらを実感してきました。

 

幼児であっても、一人の人間として対等に扱う、

そして「あなたにはそのように扱われるだけの十分な価値がある」ことを

はっきりと言葉で伝えます。

 

「みんなちがって、みんないい。そしてそれは当たり前のこと」という感じです。

 

その様に教育されて大人になったアメリカ人にとって、

「相互にリスペクトしあうこと」はビジネス上でも大前提となる価値観なのです。

 

では、ここから具体的に、

アメリカ人スタッフとのコミュニケーションを良好にするために

重要なポイントを5点にまとめ、解説していきますね。

 

①進んで頻繁に雑談する

 

アメリカ人は雑談が大好き!

どんな小さな話題でも、話を広げて雑談に乗ってくれる人が多いです。

バケーションや休暇にからめた話はもちろん、

フットボールや、庭仕事、食事、まで何でも話題になります。

おススメのレストランや旅行先をこちらから質問するのも良い話題です。

 

こちらから雑談をしかけて、

嫌そうな感じを出されたことは、4年間でただの1度もありません。

ローカルスタッフも、出向者とのその様な会話を望んでいるのです。

 

コツは「自分から進んで」「短く頻繁に」です。

相手は喜んで、プライベートを含め色んな情報を開示してくれるでしょう。

笑いで〆れば、最高。

その後にちょこっと仕事上の確認、フォロー、指示をおこなえるとスムーズです。

雑談、侮るなかれ!

 

②大きな声で、ポジティブに話す

 

アメリカでは「ポジティブ」であることが特に評価されるように感じます。

苦境に立たされても、悲観的になることなく、

「チームメンバーを鼓舞し、

エネルギッシュに立ち向かっていくようなリーダー像」が好まれる。

 

声がぼそぼそと覇気がなく、

ネガティブな印象を与えてしまうと、

こちらでは全く評価されないのです。

 

日本人はえてして職場で大人しかったり、

不平・不満・悲観をこぼしてしまったりしがちですが、

アメリカで働くにあたっては、十分注意したほうが良いと思います。

このような点を、ローカルスタッフは驚くほど注意深く観察しているものです。

 

意識的に、大きな声で、

ポジティブなメッセージを

発信していくことで、

ローカルスタッフの協力が得られやすくなります。

その様にふるまうことで、自分自身が元気づけられ、

成果を出しやすくなる、とも考えています。

 

③自分のスタンスを明確にする

 

What do you think?(お前はどう思う?)

アメリカ人スタッフと仕事を進めるうえで、

このようにストレートに問われることがとても多いです。

 

ここでは、

あいまいにお茶を濁したり、

空気を読んで何となく相手に同調するような発言は

全く価値を持たず、求められていません。

プロフェッショナルであるあなた個人の、

明確な意見を発信することのみが求められているのです。

 

YESなのか、NOなのかをまず述べたうえで、

その理由と理由を裏付ける根拠などを順序立てて話します。

 

分からない、判断できないのならば、

ごにゃごにゃ言わずにはっきりと、

「分からない」「判断できない」と言い、

 

出来れば

「どうすれば分かる」「どうすれば判断できる」というように

次のステップにつながる、議論を展開できる方向に持っていくとよいです。

ここでも、②のポジティブな姿勢が好まれるのです。

 

出向者はこの繰り返しで鍛えられる、と思っています。

常にWhat do you think?に耐えうる意見を持ち合わせている必要があるからです。

 

そのため、

会議など「自分の考えを問われる場」に臨む際は特に、

Wordなどのメモ書きに、自分の思考を整理して臨むことにしています。

「意見を持たない出向者」はローカルに必要とされないのです。

 

④裏表なく、分け隔てなく

 

これは日本でもどこでも、

人に信頼されるためには重要なことだと思いますが、

「裏表」「分け隔て」を外国で実践してしまうと、

出向者は一気に信頼を失いかねません。

 

よくある過ちが、

「ローカルに発信する内容」と

「日本人間コミュニティで発信する内容」に

乖離があり、

そのことがローカルの耳に入ってしまう、というものです。

 

先に触れたように、

ローカルは出向者の言行を驚くほどよく観察しているものなので、

このような「乖離」は必ずと言っていいほどローカルの耳に入ります。

 

普段から積み上げてきた信頼関係も、

「ああ、この人は普段愛想がよさそうだけど、

本心では何を考えているのか分からない」

そんな風に思われては、

一気に崩れていきます。

その先の業務にも支障をきたしかねないのです。

「発信するメッセージの一貫性」には十二分に気を付けるべきです。

 

そもそも、

「日本人だけで話している姿」をなるべく

ローカルの前にさらすべきではないと考えています。

 

彼らからすれば、日本語なんて完全な「宇宙人の言葉」。

何一つ言っていることを理解できないのです。

そんな宇宙人が、寄り集まって、

「ちらちらこちらを見ながら、何やら話している。笑っている。

何か俺たちに話せないことでもあるのか?」

無意味な憶測を生んでしまうもとです。

 

ローカルの眼前なら、日本人間でも英語でオープンに話をする必要があるのです。

 

⑤英語力は最重要ではない。でも改良し続ける姿勢を見せることが大事!

 

きれいで流ちょうな英語を話せることは、もちろんアメリカで仕事をするうえでとても大事なことではありますが、最重要事項ではありません。

 

上記の「①~④が全然ダメな、英語が完璧な人」よりも、

「①~④が素晴らしい、英語が残念な人」のほうが、

圧倒的にアメリカでうまくやっていけると思います。

 

また①~④が素晴らしければ、必然的にローカルスタッフとの会話量も増えて、

英語力も高まっていくものです。

 

そして、現時点で英語力が不十分だとしても、

「改良しようと努力中であること」であることが重要です。

その姿勢の有無を、ローカルスタッフは注意深く観察して見抜きます。

 

「昨年より英語が上達したね」などとローカルスタッフから言われることがあります。

彼らは敏感に、「出向者の英語力」をも観察しているのです。

 

業務の中で付加価値のある発言をしてリードしていくためにも、

英語力はとても重要です。

出向期間中も、常にレベルアップを図っていく努力が求められるのです。

 

よく会議中はほとんど発言せずに(できずに)、

会議後に日本人だけで集まって「あーだこーだ」と

言っている出向者を見受けますが、これはまさに最低です。

 

このようなことをしていると、信頼を得ることは極めて難しくなるでしょう。

ローカルスタッフも腹の中では「日本に帰ってくれ」ぐらいのことを思っているでしょう。はっきり言って、当然のことだと思います。

 

私自身、出向前はTOEIC 800点程度で渡米しましたが、

最初の1年間は、かなり苦労しました。

会議の展開についていけない。

雑談についていけない。

 

アメリカでしっかり議論に参画しようと思ったら、

TOEIC 800点程度では全く太刀打ちできません。

 

そのようなテストの点数などとは全く別に、

「より実践的な慣れ」が必要になってきます。

この辺りは別の記事で詳しく書きたいと思っています。

 

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書いてきた中で感じたのですが、

これらは全て、何も外国人と接する際に限らず、

日本人間のビジネスにおいても

重要なことだと思います。

 

それらを否が応でも強く意識せざるをえない

「アメリカ出向」という立場だからこそ、

鮮明化されたのかも知れません。

 

読まれた皆さんにとって、

少しでも役立つ内容であったならうれしいです!

 

Have a good one!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暑すぎる中で贈る熱すぎる言葉たち

今週のお題「暑すぎる」

 

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日本の今年の夏は「暑すぎる」ようですね。ニュースで連日見ています。

ここアメリカテネシー州も、暑さのピーク時(今年はだいたい7月初旬ぐらいでした)には、40℃近くになっていました。

日本に負けじと高温ですが、「暑すぎる」と感じることはほぼ無かったです。

湿度が低いことと、外を歩いたりする機会が非常に少なかったことが理由かな。

こちらは大抵の建物が「全館空調」で常時エアコンが効いている状態だし、

移動も車以外の手段がないので、駅などへ外を歩くという機会も皆無で。

そんな感じで、すでに朝晩は秋の気配が強まっているここテネシー州より。

 

あ、写真は最近早朝に家の周りでよく見られる、「野生のシカ」です!

しばしば車に当たりそうになり、ひやひやです。

 

さて、ここから急に「暑さ」から「熱さ」への転換を。

 

ここ最近の私は、週3冊、年間150冊のペースで読書をしています。

あらゆる自己啓発やビジネス系書籍から、自らが学んだ

「グッときた言葉、ひびいた言葉、大切にしたい言葉」たちを

11個抽出してみました。
(サッカーが好きなので、11個です(笑))

 

困難に直面したときに、

心を軽くしてくれ、

背中を押してくれ、

乗り越えるパワーを

そっと与えてくれる、魔法の言葉たちです。

 

自分にとってのメモ的な意味も込めて、

ここに「熱すぎる言葉たち 11箇条」として書き残しておきます。

折に触れ自分で読み返しに戻ってこようと思っています。

 

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「熱すぎる言葉たち 11箇条」

  1. 一見大変そうに見えることは、成長のチャンス!ラッキー!これを待っていたんだ。
  2. 仕事は、自分の能力を発揮して楽しむ時間。最高の娯楽!
  3. いつもゴキゲンでることが、周りへの最高の贈り物。
  4. 過去に起きたことは、100%全て例外なく「良かったこと」。
  5. 全力を出し切ったのなら、自分で自分にOKを出す!
  6. 圧倒的なスピードで仕事する。周りの期待をはるかに超え、感動を呼ぶぐらいに。
  7. 書く!書く!書く!思考を整理。これですべて解決!
  8. ライフの中心は筋トレ。超回復の時間に仕事でもするか!
  9. 音楽、酒も愉しむ。自分をハッピーな気持ちにさせてやれ。
  10. 「今、ここ、自分」に集中し、没頭して楽しむ。過去、未来、他人への執着はもうやめた!
  11. 学び続け、成長し続ける。死ぬまで。

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いかがでしたでしょうか?

1つでも、読者の皆さんにも「ひびく言葉」があったならうれしいです。

 

Have a good one!