まなび、かく、ブログ。

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アメリカで実感する真のジム文化

アメリカはテネシー州東部アセンズ市という人口約1.5万人の小さな田舎町に住んで丸4年。

この町でスポーツジムに通い2年強が経ちました。

 

私が実際に暮らし、通い、実感した「アメリカのジム文化」について思うところを書いていきます。

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  1. どんな小さな町にも本格的なジムが点在し、しかも超破格
  2. 通うメンバーのレベルも本格的!(驚愕)
  3. 互いにマナーを守り合い、安心安全クリーンな場所
  4. 「ジムはホビーではなく、ライフスタイル」は本当

 

1.どんな小さな町にも本格的なジムが点在し、しかも超破格

私の住む人口1.5万人の小さな町(日本だと小さな町や村の人口数)にも、

最新鋭の設備を導入した本格的なジムが4つあります。

 

私の通う「WORK OUT ANYTIME」には

フリーウェイトゾーン、器具ウェイトゾーン、ダンベルゾーン、有酸素ゾーン、スタジオレッスンゾーンに加え、酸素カプセルルーム、タンニング(日焼け)ルーム、体組成測定ルーム、ロッカールームと設備も大充実。

 

まさに「本格的なジム」です。

 

これで月会費(24時間365日使い放題)なんと$19。衝撃の破格!

日本でこの設備を備えたジムだと、月会費1~1.5万円はするのでは。

 

2.通うメンバーのレベルも本格的!(驚愕)

私はほぼ毎日早朝6時台に通っていますが、その時間の客層も様々。 

客層としては地元の警察官、医者、ビジネスパーソン、主婦、学生、高齢者・・

男女比は5:5ぐらい。

 

皆さんイヤホンを耳に差し込み、もくもくと主に筋トレに励んでいます。

(有酸素より、筋トレがメイン!)

男性は上半身、女性は下半身を中心にトレーニングしていることが見てすぐに分かります。

 

そのレベルの高いことに驚かされます。

 

オジサマ方がデカい!!

日本ではなかなかお目にかかれないクラスのゴリマッチョたちがゴロゴロしてます。

特に警察官の方々はすごい。現役のレスラーかアメフト選手のようなバズーカ腕で、

胸、背中、肩、腕のウェイトに励んでいます。

 

この間、器具のスクワットマシン(フリースクワットではない)で

45ポンドX16=720ポンド=326キロ扱っている人がいて、

さすがに人が少し集まっていました。私も写真撮らせてもらいました(笑)

 

しつこいようですが、ここは人口1.5万人の、

アメリカのどこにでもあるような小さな田舎町。驚かされます。

 

3.互いにマナーを守り合い、安心安全クリーンな場所

24時間365日のジム(アメリカのジムのベーシックプランだと思う)。

スタッフアワーは平日の7時から17時。

それ以外の時間はスタッフなし。つまり「会員さんのみがジム内にいる」時間になります。

通って2年強、今のところどんな時間帯に行っても、身の危険を感じたことはありません。

出入口は簡単なオートロック式(会員カードで回施錠)ドアのみで、

特に厳重なガードもない。

 

危険どころか、

互いにマナーを、守り合いっており、安全な環境が保たれています。

  • 使った器具、ウェイトは元の位置に戻す。
  • マシン使用後は除菌液で清掃する。
  • 会釈程度のあいさつはするが、互い邪魔しない配慮

このような行動を一人ひとりが例外なくできています。

 

いざとなれば、ゴリマッチョたちが守ってくれるのでは?という

幻想もありますが、

ジム内はいたって平和な空気が流れています。

 

4.「ジムはホビーではなく、ライフスタイル」は本当

これが最も書きたかったこと。

コロナ禍でさすがにジムもしばし閉鎖されました。

確か4中から6末まで操業中止していたと思います。

 

しかしその間もほぼ毎日、

ジムのオーナーがFacebookに動画を投稿し、

当ジムの安全対策

自宅でできるトレーニング

などを配信していました。

 

その中で彼が繰り返し発していたこの言葉。

大変印象に残っています。

「ジムはホビーではなく、ライフスタイル。エッセンシャルな活動なのだ。」

というもの。

 

この言葉に、アメリカにおけるジム文化のエッセンスがギュッと凝縮されている気がしました。

 

 

ガシャン!!

今日も名もなき片田舎町のジムで、

バーベルの元気な音が鳴り響きます。

それはまさに、アメリカに根付いた文化の音そのもの。